学校保健室で働く看護師が生徒と仲良くなるには

学校保健室で看護師として働く場合、生徒と仲良くなっておいた方が良いです。なぜかというと、まず、生徒と仲良くなっておけば、病気や怪我の際にすぐに来てくれるので、早急に対応ができ、大事に至る可能性が低くなることがあります。あまり仲良くなっていないと、保健室に行くことを躊躇してしまい、体調が悪かったり、怪我をしても我慢して、耐えられないぐらいになってから来るようになる可能性があります。

 

また、学校保健室の業務内容には、生徒の相談が含まれている場合もあります。この場合も、生徒と仲が良ければ、信頼・安心して、悩んでいることを早めに相談してくれるようになりますので、心の病に発展させずに済むようにできます。ただし、仲が良くなりすぎて、頻繁に雑談をしにくるようになると、他の生徒が相談しにくくなることもありますので、ある程度のけじめは必要です。生徒との仲があまり良くないと、まず、話しにくいと思われたり、相談すると他の人に話されるかもと信頼してもらえず、一人で悩むようになったりすることがあります。そうならないようにも、生徒とは仲良くなっておいた方が良いでしょう。

 

では、生徒と仲良くなるにはどうしたら良いのかというと、凄く基本的なことですが、まず、明るく挨拶をすることです。これだけでも生徒は、「話しやすそう」という印象を持ちますので、保健室に行くことへの抵抗が少し薄れます。他には、保健室に来た生徒に積極的に話しかけたり、保健室以外で話しかけてきた生徒などとも話したりと、コミュニケーションをできるだけ取ることが重要です。ただし、保健室内で話していた内容を、他の生徒に話すと、例え単なる雑談の内容であっても、「簡単に他の人に話してしまう」という印象を持たれてしまい、生徒から信頼されなくなる可能性がありますので、注意が必要です。積極的に生徒とコミュニケーションを取りつつ、個々の生徒を尊重するように心がけると良いでしょう。


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