有料老人ホーム(健康管理専従)の看護師求人募集

保健室や医務室勤務のように、看護師が健康管理に従事する仕事の1つに有料老人ホームへの勤務があります。介護業務無し・健康管理専従という形で働くことができれば、学校や企業の保健室勤務と同様に働きやすい職場なので、候補の1つとして考えてみてはいかがでしょうか?

 

まず、一般的に有料老人ホームと呼ばれている施設は、介護老人福祉施設と呼ばれている施設の事なのですが、似たような施設が他にもあるので、就職活動をする時にはしっかりと違いを把握している必要があります。

 

その似ている施設というのは、介護老人保健施設と呼ばれている施設なのですが、介護老人保健施設とは、主に高齢者のリハビリを中心としていて、自宅へ戻れるようにする事を前提としている為、病院と殆ど変わりません。

 

それに対して一般的に有料老人ホームと呼ばれている介護老人福祉施設の場合には、自宅に帰る事を目的として入居するのではなく、自宅へ帰る事が困難であると判断された場合や、常に介護が必要と判断された人が入居する施設なので、同じような名前でも全く異なっている施設なのです。

 

そんな有料老人ホームでは、介護士は31人以上と多くなっているのですが、看護師は3人以上となっているので、介護老人保健施設よりも求人数はかなり少なくなっていると思って良いでしょう。

 

それでも近年では高齢者が多くなっていますし、施設の数も足りていないのが現状なので、看護師の求人募集もたくさん出ているのですが、必ずしも有料老人ホームには医師がいるという訳ではない事や、かなり少人数で対処しなくてはいけなくなるので、厳しい職場だという事は就職前に知っておくべきです。

 

施設によっては夜勤がある場合もありますし、日勤だけの場合もあるのですが、正社員以外の募集も多くなっているという特徴があります。

 

有料老人ホームは色々な勤務形態で働く事ができる施設としても知られていますし、待遇なども老人ホームによって多少異なってくるので、きちんと情報を集めてから就職活動をするべきなのですが、意外と待遇は良くなっている場合が多く、需要もかなりある事から、看護師の資格を持っている人が介護の資格を取り、募集人数が多くなっている介護士として就職する人もいるのです。

 

もちろん看護師の方が介護士よりだいぶ待遇は良くなっています。

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