千葉県の保健室で働くために【看護師求人の傾向と対策】

千葉県は地域によって、看護師の求人数自体に非常にバラつきがあり、それと同様に保健室に看護師を置いている企業や大学も偏っています。東京都に隣接する北西部は大手企業が多く、沿岸の工業地域では工場が多くある為、保健室に看護師を置いている企業も多くあり、求人も出ています。

 

一方、大学は千葉市に多くありますが、比較的分散していて、千葉市美浜区にある放送大学や、国立千葉大学、千葉市若葉区にある植草学園大学、千葉市稲毛区にある敬愛大学、千葉市中央区にある淑徳大学、流山市にある江戸川大学、我孫子市にある川村学園女子大学、東金市にある城西国際大学、木更津市にある清和大学、習志野市にある千葉工業大学などが、保健室に看護師を置いています。企業の保健室よりも分散していますので、近隣に企業の保健室の求人がない場合は、大学の保健室の求人も候補にしてみるとよいでしょう。ただし、大学の保健室での看護師の雇用形態は、正社員よりも派遣・契約社員・アルバイト・パートなどの方が多いので、正社員にこだわるのであれば、企業の保健室の求人がある地域への引越しも、検討した方が良いかもしれません。

 

例えば、千葉市稲毛区にある千葉経済大学は、契約社員での募集となっていて、勤務時間は08:30〜16:30、隔週3日間は08:30〜18:00となっています。基本的に土日祝は休みですが、4週に1回土曜日勤務があり、その場合の勤務時間は08:30〜13:00となっています。給与面では、月給が24万円〜30万円となっているので、大学の保健室勤務としては、若干高めになっています。その分、業務内容が多く、大学の健康診断に関することや、保健室管理に関すること以外にも、電話・窓口対応や、学校行事・全体作業など、学務課の業務のサポートも含まれています。あくまでサポートなので、大変な業務ではないと思いますが、仕事量は他の大学の保健室に比べて多いでしょう。保健室の仕事以外もやってみたいという方には、良いかもしれません。


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