保健室の役割【ヘルスケア】
「保健室」とは、その名の通り、健康を保つための部屋となります。学校に備わっています保健室は、学校保健安全法において、”学校には、健康診断、健康相談をはじめとする、その他の保険に関与する措置をおこなうために設置するものとする。”という規定が成されています。一方、大学においては、保険室と同様の扱いにおいて、医務室、保険センター、保険管理センター、健康科学センターなどの呼ばれ方をしているようです。
一般的に、小学校などにおける教育とされる初等教育と、中学校、高等学校などにおける教育とされる中等教育の学校においては、保健室の養護教諭が常駐されるものとしています。保険室の役割とは、学校内における、怪我や病気に対するヘルスケア以外にも、学習活動や教育活動をサポートする働きがあると言われています。近年においては、身体的に理由がないにも関わらず、教室で学習不可能とする、児童や生徒のための部屋として保健室が使用され、時間を過ごすなどの保健室登校がおこなわれていることでしょう。保健室登校の要因としては、心理的不安やいじめ等、対人関係の問題が一般的に挙げられています。不登校の児童や生徒が増え続ける中で、これらの再登校に繋がる要素は画期的とも言える場となっていることでしょう。
更に、企業内においても、事業所の雇用人数により、職員や従業員の健康管理のために、保健室と同様の扱いとする部門が設けられています。学校とは異なり、健康管理室と呼ばれることが多いと言われています。この健康管理室において、看護師や保健師が常駐し、健康診断の実施に携わったり、その他のヘルスケア業務等に関して従事していることでしょう。
保険室とは、学校保健室から企業保険室まで様々場面においてヘルスケアをはじめとして活躍されている場所となるのです。そのため、多角的な場で必要とされる保健室には、そこで担う看護師や保健師が必要となることでしょう。